佐藤優先生の50代からの人生戦略を読みました。
50代になると終わりが見えてくるので、新しい語学を身につけるのは難しいそれより自分の地元の歴史や文化を学び教養をつけていくべき。
50代の教養磨きには高校教科書が最適
現代国語、数学1・A、倫理
本でおすすめなのは
もう一度読む山川倫理
もう一度読む山川世界史
もう一度読む山川地理
素数入門 計算しながら理解できる
数論入門―証明を理解しながら学べる
不完全性定理とはなにか
ゼロからわかるブラックホール 時空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム
放送大学
スタディーサプリ(ネットで授業が受けられるリクルートのサービス)
人生で壁、転換点、逆境に当たったとき宗教書、哲学書を読むことを薦められています。
仏教は因果応報、自分の行いで運命が変えられる
キリスト教は決定論、自分の運命は決められないので神に委ねる
どちらの考えが正しいというのではなく状況に応じて読む。
例えば、これから前向きに生きたい人は仏教、逆境にあえいでいる人はキリスト教の教えをひもといていくこと。
佐藤優先生が逮捕、拘留されているときは旧約聖書のコヘントの言葉(3章1節から12節)に救われたそうです。
ちなみに聖書を買う場合は引照付きの聖書をおすすめされています。
まとめ
最後に50代を過ぎたら自分の死について考えどうしたらいいのか簡単な遺書を書いたりして整理すべきとあります、これがこの本で一番言いたかったことなのではないかと推察します。この本では特に戦略というものは学べなかったがこれからの残された人生をどう生きていくのか考えるキッカケにはなるのではないか。佐藤優先生のファンで40代以上の方は買うべきであると思います。