竹田和平 強運学 読書レビュー

今日は本のレビューをします。

本日取り上げるのは、竹田和平の強運学

2016年にお亡くなりになられましたが、

100社以上の上場企業の大株主の日本一の個人投資家として有名だった竹田和平さんが語ったのを聞き手の方がまとめられた本です。

最初はお菓子製造業で成功されました。

「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓という会社です。

強運学の中の気になった言葉を紹介していきます。

どんなに多忙でも考える労を惜しむな
人まねでは全然儲かりませんから。
自信を持って売ることのできる商品なら必ず成功するはずです。

ボウリングブームがあって数年でブームが終わりました。
しかしボウリング人口がなくなったわけでないと考えてブームが終わった後、廃業したボーリング場買った。
ボウリングには残存者利益があったから。
需要が完全になくならない限りビジネスの可能性は間違いなく存在するのですから、結果的に生き残ったところが需要を寡占できる。
投資しても十分にペイする水準まで値下がりしたらそこで投資に乗り出せばいい。

経営とは何か字を見れば一目瞭然。
すなわちスジを通す営み
經營の巠はもともと機に縦糸を張った状態を表しています
そして經營の營の字は火がたくさん燃えさかる状態

要は社会に縦糸を通しながら盛んに営んでいくものであると。
経営は情でなく理念です。
スジを通さず情に流される事をやっていてはいけません。

以上本の中の言葉をまとめて紹介しました。

私は今は会社は経営していないですが、将来会社経営に携わる際には再読間違いなしの本です。

そして気になるのは日本一の個人投資家がどういう方針で株を買っていたのだと思うので紹介します。

会社四季報を見てまず、一株あたりの最終利益を見る

そしてその利益の多くを配当金に回しているところを中心に選ぶ。

そして会社の株主ランキングに個人投資家の名前が多く載っている会社が狙い目

そういう会社は個人投資家をきちんと優遇してくれるのではないか。

有能な経営者がいる会社で配当性向が多い会社に投資をされていたようです。

そして数字は会社四季報の情報を見る。

投資方法はシンプルです。

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