NHKで毎朝8時から放送されている、連続テレビ小説(朝ドラ)をほぼ毎日見ています。
15分と短いですが面白く、いつも次が気になってしまいます。
そして次の日も見てしまいます。
土曜日の最後に出てくる来週のあらすじも気になって来週どうなるのかななんて考えてしまいます。
なぜそうなるのか。
ドラマが面白いから?
それもありますが、これはツァイガルニク効果で説明できます。
なにこのツァイガルニクって
言いにくいなと思われる方もいらっしゃると思います。
ツァイガルニクとは旧ソ連の心理学者の名前です。
彼の名前を取った心理学の用語になります。
彼は人間の記憶に関して実験を行ったことで有名です。
人間は達成できた事柄よりも達成できなかったことや中断している事柄の方をよく覚えてるという現象です。
達成できたり、終わったことは忘れてしまって、
まだ続きのあることの方が気になって覚えてしまう。
日ごろ忙しいのにドラマの内容は結構覚えてますよね。
そして気づいたら朝ドラを半年間見続けてしまっています。
ドラマだったらいいですが、ビジネスでは危険です。
上手くいってないプロジェクト、商品に執着してしまうからです。
あの商品はまだ在庫が残っているから頑張って売ろう。
しかし売れない商品、プロジェクトをいつまでも気にしているのでなく、
あきらめる引き際も大事になってきます。
ツァイガルニク効果を使ってメールで相手に行動してもらう方法
先日読んだメンタリスト DaiGoさんの本でメールのテクニックが書いてありました。
ツァイガルニク効果を使った書き方です。
メールに追伸を付けます。
追伸にあなたが伝えたい願望や行動させたいことを入れます。
次回につながるような願望を盛り込むとよいです。
本文はどうするかというと、本文の中で一度話を終了させるようにします。
そうすると一度終ってスッキリさせて次の追伸がより頭に残るようになります。
実は○○にお詳しい○○さんに相談があるので次回お会いするときに、お時間いただけませんでしょうか?
と次につなげる話を入れる。
次回来られるときに実はこんな特典がありますと特典の内容を書く。
ということなどを追伸に入れるとかいいと思います。
ツァイガルニク効果はX-Jr.コピーライター養成スクール第9話で勉強したのですが、
DaiGoさんの本でも出ていてビックリです。
第9話ではコピーライターは専門分野を持つことの重要性と
お金のあるところに仕事もあるので、お金の回っている市場に入ることを主に学びました。
自分の趣味は仕事にするのでなく、趣味として楽しむぐらいに考えておいた方がいいのかもしれません。