ヴィクトール・E・フランクル著「夜と霧」
本の概要について
この本はユダヤ人の心理学者が第2次世界大戦中にドイツの強制収容所の生活体験等を心理分析した本です。
読んだキッカケ
読んだキッカケですが、大学生の時に一般教養ゼミというのがあって文学のゼミを選びました。ゼミは4人ということもあり先生の部屋で授業をしていたのですが、その先生の本棚に夜と霧がありました。なぜ選んだのかは覚えていないのですが、借りて読みました。印象に残っていたのでまた読み返しました。
印象に残ったこと
一番印象に残ったのは生き延びた人は苦しみに向き合って生きる意味や目的を見いだすことのできた人であると言う点でした。愛する子供が待っているとか、途中の研究が残っているとかで生きる目的を意識したらどのようなつらさにも耐えることができたと言うことでした。病は気からと言いますけれど気の持ちようが大事と思いました。人生つらいことが多いですけれど前向きに気持ちを持ち、目標を持って生きていこうと改めて思いました。