松田です。
今日は本田宗一郎を取り上げます。
本田技研工業(通称はホンダ)の創業者として有名で、誰もが知るところです。
個人的にはホンダといえばF1とかバイクのイメージがありますが、
その創業者はどのような人物だったのでしょうか。
本田 宗一郎の俺の考え
本田宗一郎のエッセイで彼の考えが書かれているのでまとめます。
自分をおさめることが大事
(おさめるとは自分の行いを正しくすることです)
自分をおさめるには信用とカネの二つで成り立っている。
カネがなくても困るし、カネだけあっても信用がなくても悲しい
そこでカネと信用の両方欲しい。
人生は信用とカネの天秤棒である。
片方だけ傾けても評価されない。
そこで両方高めるにはどうすればいいかというと、
自分が勉強して実力を養う以外に何ものもない。
両方高めなければいけないのですが、
人間はカネの方に目を向けて信用を無視してしまう傾向がある。
長い目で見ると信用を優先すべきである。
信用とは何かというと約束を守ることである。
品物は値段だけの価値があること。
人との付き合いや経営に関しては
時間を守る
約束を厳然として守る
(相手を儲けさせることが条件)
世の中に奉仕すること自体が信用
信用とは正直さが土台となっている。
そして信用には長い時間と忍耐が必要。
需要を作り出す会社
ある日『ブームでいいですね』と言われたそうです。
ブームというのはすでにあるところに、誰かが作り出す。
そうではなく
私たちが需要をつくりだしたのである。
これが企業というものでなくてはならぬ。
ブームを作り出す会社でならなくてはいけないということです。
市場調査はするが参考程度にします。
アメリカでオートバイを売り出すとき、車が普及しているからバイクはあまり売れないといわれたそうです。
しかしホンダのオートバイは大ヒットしました。
市場調査をしていたら売れないという結論になっていたでしょう。
製品に自信があっての前提だとは思いますが。
本田宗一郎は信用を一番大事にしていたことが分かりました。
長い年月をかけて積み重ねていく。
当たり前のことですがさすがに深い言葉が多いです。
1クリック、1日5分で稼げるとか、一発逆転とかないですよ。
もしかしたら一時的には稼げるかもしれませんが。
私も長期的に考え、コピーライターを目指して勉強しております。
社会は変わってもモノを売るスキルの必要性は変わらないと思っています。
最近はインターネットの発達で、インターネット広告が増えていて
コピーライターの需要も増えてきました。
しかしいつかは違うテクノロジーもでてくるのかもしれません。
本質的な所を学べば、時代が変われども使えるスキルとなります。
X-Jr.コピーライター養成スクールというオンラインスクールで学んでいます。
講師の仙人さんはインターネット時代のカリスマですが、
子孫に残すセールスレターというコンセプトを始め普遍的なスキルから教えていただいています。