メンタリストDaiGoさんの科学的に正しい英語勉強法を読みました。
DaiGoさんの本は最新の心理学や脳科学の勉強の成果が盛り込まれたいい本が多いので、最近好んで読んでいます。
読んだ感想ですが、英語学習はもちろんのことすべての勉強に応用できるなと思いました。
以下のことが書かれてありました。
本当に効率的な6つの学習法
1.想起がメインの学習に変える
2.交互練習、分散学習で脳に高負荷をかける
3.精緻化
4.インプットは準備作業を重視する
5.フィードバックのある教材を選ぶ
6.多読はレクタイル指数で自分のレベルを知ってから
想起がメインの学習に変える
例えば、英単語を覚えるために10回続けて書くというのは意味がなく、この行為は覚えているのに復習していることになる。
忘れたころに復習するのがよい。
筋トレで筋肉に負荷をかけると筋肉が発達するのと同様に脳に負荷をかけた勉強をしなくてはならない。
復習といっても単に教科書を読み返すとかではなく、問題を数多く解く。
問題を解くために脳を使って思い出すことをすることによって学習効果が高まる。
インプット重視から、アウトプット重視の学習ですね。
交互練習、分散学習で脳に高負荷をかける
問題集を解くときに、同じ種類の問題をするのではなくばらばらに解く方法のほうがいいようです。
例えば数学でも足し算の練習ばかりするのではなく、足し算、かけ算、割り算とかばらばらに解いていきます。
同じ学習を続けるのでは無く、時間をおいたり別の勉強をして忘れる時間をつくり、またそれを思い出す作業をして脳に負荷をかけることによって記憶が定着します。
精緻化
精緻化というのは要約と関連付けです。
学習したことを要約することや新しく覚えようとすることに知っている知識を関連づけて覚えることです。
具体的にこの本では英文和訳を自分の言葉におきかえて書いたり、好きな海外ドラマを教材にして学ぶことが例として挙げられていました。
インプットは準備作業を重視する
いきなり学習を始めるのでは無く、インプットの際に事前にどんなテキストなのか、自分がこのテキストから学びたいことは何かを考えた上で注目すべきキーワードも意識した上で読み始めます。
読み始める前にこの章はどんなトピックを扱っているのかを3つ書き出してみましょう。
フィードバックのある教材を選ぶ
他者からフィードバックを得られる機会を増やすのが大事です。
オンライン英会話や語学アプリDuolingoも効果があるようです。
多読はレクタイル指数で自分のレベルを知ってから
大量の英語の本を読んでいく多読の学習方法は効果があります。
しかしまず多読をするまえにレクタイル指数で自分のレベルを知っておきましょう
レクタイル指数とはこちらのamazonの説明を見てください。
分からない単語ばかりの難しい本をいきなり読んでも学習効果はなく、すこし上のレベルの英文を大量に読むのが効果があります。
ここでも多読のみでなく、多読+英語で要約というのが効果ありです。
まとめ
インプットよりアウトプット重視の勉強をする。
復習は教科書をただ読み返すより、なるべく問題を解く。
私の場合今資格試験の勉強をしています。
問題を解きまくるより記憶術で教科書の内容を覚える作業をするのですが、どちらがいいのかなと思います。とりあえずは今までより問題集を増やしてみます。
通勤、通学で電車とかバスに乗っているあいだにぼーっとしているときに学習内容を思い出す作業をする。
スマホをいじっている場合ではないです(笑)